真っ赤に溶けた金属と、
向き合い続けた20年。
ものづくりの喜びを、
次世代へと伝えたい。

H.S 合金鉄事業鋳鋼

2004年入社

工業高校 環境学科 卒

Chapter 01 未経験から飛び込んだ、「鋳鋼」の世界

工業高校で環境分野を専攻していた私が「素材づくり」を選んだのは、進路指導の先生の勧めがきっかけでした。
当社は日本で初めて地熱発電を実用化するなど、環境事業に早くから取り組んできた企業でもあり、その姿勢にどこか共感していたのかもしれません。

高岡事業所に配属されて以来、金属製品の鋳造に携わっています。1500度もの高温で溶けた金属を扱う緊張感のある現場で、覚えることは多く、未経験の頃は戸惑いの連続でした。それでも20年以上続けてこられたのは、先輩や仲間たちの支えがあったからだと感じています。

Chapter 02 知識や経験が、美しい鋳鋼品をかたちづくる

鋳鋼製造のための「型」をつくるのが私の主な仕事です。製品の形をかたどった木型を基に、樹脂や硬化剤を混ぜた砂を詰めて固めたものが「砂型」。この砂型に溶けた金属を流し込み、冷却・切断・仕上げなどを経て鋳鋼品が完成します。
なかでも砂型づくりは製品の仕上がりを左右する重要な工程です。わずかな変化で型が変形したり割れたりするため、機械のメンテナンスを含め、常に万全の準備を心がけています。
鋳込み後も油断はできず、製品が縮むこともあります。そんなときは仲間と原因を突き止め、次に活かします。苦労も多い仕事ですが、美しい鋳鋼品が完成した瞬間の達成感は格別です。

Chapter 03 1日のスケジュール

  • 08:30
    体操・朝礼・進捗共有
  • 08:40
    始業ミーティング・KY活動
  • 12:30
    昼食
  • 13:30
    午後の作業開始
  • 17:20
    終業ミーティング

Chapter 04 鋳鋼の奥深さと面白さを、伝えていけるリーダーに

4年ほど前から、工場長や職長を補佐する班長として、現場作業のとりまとめ役を務めています。人員を調整したり、新しく入ってきた方をサポートしたり、さまざまな役割を求められるポジションですが、特に力を入れているのが後輩の指導です。技術や経験の継承はもちろん、「ものづくりの面白さ」を伝えることを大切にしていきたいと思っています。
鋳造という仕事に、はじめから興味を持っている人は、それほど多くはないかもしれません。仲間とともに試行錯誤を重ねながら、ひとつのものをつくっていくプロセスは、本当に奥深いものです。日本重化学工業の「素材づくり」の未来を、楽しみながら担っていける人材を育てること。それがこれからの大きな目標です。

学生へのメッセージ

高温の金属を扱う仕事だからこそ、事故を防ぐために何よりも求められるのがチームワークです。仲間とコミュニケーションしながら、協調性を発揮できる人が、活躍できる現場だと思います。鋳鋼品の完成までには、いくつものプロセスがあるため、幅広い技術や知識を身につける経験にも恵まれるはずです。ともに成長していきましょう!

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